JDB-ESシリーズモータ統合プロテクタ
JDB-ESシリーズ電動機総合保護器は、電動機の運転中の各種運転情報データを収集、演算、分析、監視、警報、制御する総合的な装置である。装置は故障警報、保護動作(保護トリップ)及び動作遅延時間の設定を利用することによりタイムリーで正確な保護を実現し、生産の安全を保証する。JDB-ESシリーズ電動機総合保護器はまた、データ情報通信を通じて、電動機の運行状況の詳細情報を上位機でリアルタイムに監視し、コンピュータデータ処理を通じて管理情報を提供することができる。設備に重大な故障が発生する可能性がある前に、警告を制限すれば管理者に直ちに処理を促すことができ、不必要な停止による正常な生産への影響を回避し、*設備の運行と制御の有効性を大幅に保証する。電動機の運転パラメータが事前に設定されたアラート値に達した場合、保護装置はアラートのみを行い、トリップをトリガしない、しかし、越限値が予め設定されたトリップ値に達すると、保護装置はトリップトリガ遅延に入る。予め設定されたトリップ遅延時間内に設備が正常な運行に回復した場合、トリップ実行をキャンセルする、一方、遅延時間を超えると、保護装置はトリップ信号を出し、実行素子を駆動し、電源を切ってモータの運転を停止する。モータ制御装置が各種保護機能を実現すると同時に、各種保護情報も装置によって生成され、通信インタフェースを介してコンピュータ管理システムに送信される。
二、主な機能特徴:
保護機能:
過負荷保護、断相保護、三相不均衡保護、閉塞保護、漏電保護、接地故障保護、軽負荷保護、無負荷保護、短絡保護。
制御機能:
直接起動、正逆起動、星三角起動、直接バイパス起動、自己結合変圧器降圧起動、多方面起動制御。
モニタを表示するには:
運転状態、三相電流、線電圧、漏電電流、故障情報、モータ動作積算時間、故障回数などの情報。
設定機能:
定格電流、保護電流曲線、起動時間、三相不均衡、閉塞倍数、漏電電流値、通信アドレス。
リモートセンシング機能:
D-20 mA標準アナログ出力を有し、外付け電源は不要。
通信機能:
RS 485シリアル通信とコンピュータを介して256台のプロテクタの通常の保護制御ネットワークを構成することができる。リモートデータ設定と表示アラーム、リモートモータ起動
動作、停止制御など。
追憶機能:
三、主な技術パラメータ:
1、反時間保護:本保護器は過流反時間遅延保護機能を有する。
2、軽負荷保護:電流値が軽負荷保護設定値より小さい場合、モニタは30秒以内に動作する。
3、過電流保護:保護電流は任意に設定でき、電流値が設定値より大きい場合、動作特性曲線に従って動作する。
4、位相遮断保護:モータ電源の位相遮断時(生産時の三相電流不均衡値を60%に設定するとユーザーの要求に応じて設定できる)、モニタは3秒以内に動作する。
5、閉塞保護:電動機の運転電流が設定値の5倍より大きい場合、保護器は2秒以内に動作する。
6、不足電圧保護:動作電圧が定格電圧の15%未満の場合、保護器は6秒以内に動作する。
7、過電圧保護:動作電圧が定格電圧の15%より高い場合、保護器は6秒以内に動作する。
8、漏電(接地)保護:漏電電流が設定値より大きい場合、モニタは3秒以内に動作9、短絡保護:いずれかの相電流が8 Ie電流に達した場合、保護器は2秒以内に動作する。
10、起動遅延時間:1〜999秒調整可能。
11、星三角変換時間:星三角変換時間は起動遅延時間より3秒小さい。
12、機械全体の消費電力:≤3 VA。
13、出力リレーコンタクト容量:25 OVAC 7 A。
14、電流表示誤差:≤1.5%
15、リセット時間:≦2秒。
16、電気寿命が10回より大きく、起動遅延機能がある:起動大電流と過電流動作時間の分離を避ける。
17、RS 485リモート通信インタフェースまたはUSBインタフェースを有する。リモートデータ設定、制御、クエリなどがあります。上位機とのネットワーク保護監視システムの構成